2026WBC次期監督はどうやって決まる?候補にはイチローの名前も!

2026WBC

2023年3月22日、第5回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)にて日本が見事優勝しました!

TVの視聴率が平日でありながらも40%を超えるなど大盛り上がりでしたね。筆者も仕事ながら速報のサイトにかじりついていました(笑)

優勝の喜びに浸っているのもつかの間。野球業界では早くも2026年の次期大会に向けて後任監督の選定に注目が集まっている様です。

14年ぶりの優勝となった今大会。続く連覇に向けて次の監督にも期待がかかりそうです。

そこで本記事では次の監督の候補について考察してみました。

 

 

目次

第5回大会の栗山監督は退任

栗山監督出典元:https://hochi.news/articles/20230316-OHT1T51305.html

野球のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックの決勝で、日本はアメリカに3対2で勝って3大会ぶり3回目の優勝を果たしました。日本を世界一に導いた栗山英樹監督は記者会見の中で、率直な心境を聞かれると「選手たちが本当にうれしそうな顔をしていて、それがうれしかった」と穏やかな表情で答えました。一方、会見の中で「きょうで監督は終わる」などと話していて、今回のWBCまでの任期を最後に代表監督としては退く考えを示しました。

参照元:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230322/k10014016201000.html

今大会では常に選手のことを第一に考えながらも見事な采配で優勝へと導いた栗山監督。

次の大会でその姿が見れなくなるのはとても寂しいものがありますが、監督自身のご年齢や体力を考えると仕方がないことかもしれません。

 

 

次期監督は誰が決める?監督になる条件は

そもそもWBCの指揮を執る監督は誰が決めているのでしょうか。

調べてみたところ、「侍ジャパン強化委員会」という所が選考している様です。委員会のメンバーはBFJ(全日本野球協議会)、NPB(日本プロ野球)など各野球関係者で構成されています。ちなみに現在(2023年3月)の構成メンバーはコチラ。

侍ジャパン強化委員会出典元:https://www.baseballjapan.org/jpn/jbc/committee_secretariat.html

次に監督を選ぶ基準ですが、調べてみたところ明確な基準は公表されていませんでした。

しかし、栗山監督の監督就任発表会見の際に侍ジャパン強化委員会の井原強化委員長が監督の条件について次の項目を挙げています。

・NPBチーム監督経験、もしくは日本代表のいずれかであること
・全国的な発信力があること
・アマチュア野球界を含む野球界全体及び侍ジャパン事業全体への理解があること
参照元:https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/12/02/kiji/20211202s00001004419000c.html
 
んー、これだけなら監督経験がある人なら誰でも当てはまってしまうような気もしますが…。
 

ちなみに栗山監督へのオファーを決めた理由は下記のように語られています。

栗山氏へのオファーを決めた理由については「第1に日本ハムで10年間の長きに渡り監督を務められた豊富な監督経験。その間リーグ優勝が2012、16年の2回。16年には日本一にも輝いた。クライマックスシリーズにも5回出場し、短期決戦での戦い方も熟知されています」と1つ目の選考基準をクリアしていると説明。

続けて「発信力は皆さまご存知の通りで全く申し分ないと思っております」と2つ目についてもクリアしていると強調。3つ目についても「日本ハムの監督をされる前にテレビ局の高校野球番組に出演や取材をされた経験がある上、少年野球の大会を主催されたり北海道に天然芝球場を建設することに尽力したり、野球のグラスルーツ(草の根運動)の活動や少年野球の育成にも熱心に取り組んでおられるということでこれ以上の適任者はいないというのが委員会メンバーで一致した評価でした」と説明。3つ全ての選考基準をクリアしつつ、短期決戦での経験もあることを選出理由に挙げていた。

参照元:https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/12/02/kiji/20211202s00001004419000c.html

なるほど。野球業界において数多くの成績を残され、発展にも大きく貢献されていたんですね。

 

 

第6回次期監督候補

以上を踏まえた上で次の大会に向けて侍ジャパン強化委員会が既に動き始めているとの情報を各スポーツ新聞では報道しています。

監督の正式発表はまだまだ先になりそうですが、現段階での情報から監督候補についてまとめてみました。

 

候補①「工藤公康」

工藤監督出典元:Wikipedia

出身地:愛知県名古屋市昭和区
生年月日:1963年5月5日
身長:176 cm
体重:80 kg
監督歴:福岡ソフトバンクホークス (2015 – 2021)
参照元:Wikipedia

 

一人目は「工藤公康」さん。1981~2010年まで現役選手として活躍され、引退後は「福岡ソフトバンクホークス」の監督を務められています。

また、監督退任後は筑波大学大学院博士課程に合格。各テレビ局で野球解説者とゲスト解説者を務めるなどし、野球業界への発展に貢献されていることから次期WBC監督候補の条件としては合致していると考えられます。

そんな工藤さんに関して、ニュースサイトでは下記のような文章が掲載されていました。

工藤はソフトバンクで2015年から7年間指揮を執り、3度のリーグ優勝、5度の日本一を達成。2017年から4年連続日本一に輝くなど短期決戦での勝負強さにも定評がある。当時を取材した記者が語る。

「投手の育成能力に定評があり、千賀滉大、石川柊太らを一本立ちさせて球界を代表する投手に育て上げたことは有名ですが、同様に評価が高いのがその人柄。就任当初はコーチ陣や選手と壁を感じることも少なくなく、衝突もあったようですが、それから工藤さんも反省し、接し方を変えている。やっかみで“あの選手層なら誰が指揮しても勝てる”と言われたことも少なくなかったが、救援陣の疲労を考慮したローテーション起用を組み立てるなどチームマネジメントにも優れている。WBCは選手を自由に起用できるとは限らず、時には12球団やメジャー各球団の要望にも配慮しなくてはならない。そういう点でも工藤さんがいいのではないか」

参照元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9f56edfd3e3e7f56dd965a01a65ecb78bfb8cd0a

取材を行っている記者のコメント、各スポーツ紙でも工藤さんではないかと予想されるサイトもあり、いま一番の有力候補ではないでしょうか。

 

 

候補②「松坂大輔」

松坂大輔出典元:https://www.tokyo-np.co.jp/article/115047

出身地:東京都江東区
生年月日:1980年9月13日
身長:182 cm
体重:92 kg
参照元:Wikipedia

 

二人目はWBCに選手としても活躍されMVPも獲得された「松坂大輔」さん。1998~2021年まで現役選手として活躍され、現在は野球解説者、評論家として活動されています。

しかし、松阪さんは監督としての経験がない為、次期WBC監督候補の条件からは外れてしまうので可能性としては低いのではないかと思われます。

 

候補③「古田敦也」

古田敦也出典元:https://post.tv-asahi.co.jp/post-211726/

出身地:兵庫県川西市
生年月日:1965年8月6日
身長:182 cm
体重:80 kg
監督歴:東京ヤクルトスワローズ (2006 – 2007)
参照元:Wikipedia
三人目は「古田敦也」さん。1990~2007年まで現役選手として活躍され、引退後は「東京ヤクルトスワローズ」の監督を務められています。

監督退任後はコメンテーター、中継総合キャスター、国際大会のアンバサダーなど数多くの活動をしています。

また、近年では「日本女子ソフトボールリーグ機構」理事に就任。MLBのアリゾナ・ダイヤモンドバックスの臨時コーチを務めるなど幅広い活躍をされていることから古田さんも有力候補と言えるでしょう。

 

 

候補④「イチロー」

イチロー出典元:Getty Images

出身地:愛知県西春日井郡豊山町
生年月日:1973年10月22日
身長:約180.3 cm
体重:約79.4 kg
参照元:Wikipedia

4人目は「イチロー」さん。ご紹介するまでもなく、日本を代表する有名な選手ですね。

選手としては1992~2019年まで活躍。その後はマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターへの就任。甲子園での優勝経験がある高校でアマチュア指導者デビューなど現在でも野球業界への発展に大きく貢献されています。

監督経験はないものの、その他の経験や能力が大きく、関係者の間ではひそかに次期監督候補に挙がっているようです。

関係者がひそかに感触を探っているのがイチロー氏だという。

今大会のダルビッシュがチームの精神的支柱としての役割を果たせたのは、日米で通算18年という経験と知識の豊富さに加えて、09年大会の胴上げ投手としてWBC優勝を経験しているという点も大きかった。

ダルビッシュ本人は「09年のことはあまり覚えてない」としていたが、14年前に小中学生だった、大谷を含む今大会の主力たちは決勝の韓国戦でイチロー氏が中前に決勝打を放ったシーンや、ダルビッシュが最後の打者から三振を奪った勝利の瞬間をみて、日の丸を背負うことに憧れを抱いた面々だ。3年後の第6回26年大会も佐々木(ロッテ)、村上(ヤクルト)ら20代前半のメンバーが主力となる可能性は高い。

情熱と包容力でチームをまとめ上げた栗山監督が退任するとなれば、それに代わる求心力が必要となる。06、09年の連覇の立役者であるイチロー氏ならばこの点に全く不足はないというわけだ。

参照元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f096bbac573c2a2da03302038073f3d8627bb23d

個人的にはイチローさんが監督と言うのもいまいちしっくりはきませんが、もし監督になった際は日本中がその話題で持ちきりになる事は間違いないでしょう。

 

 

まとめ

・栗山監督は今大会で退任
・次期監督は「侍ジャパン強化委員会」で決定
・選考条件は
 1.NPBチーム監督経験、もしくは日本代表のいずれかであること
 2.全国的な発信力があること
 3.アマチュア野球界を含む野球界全体及び侍ジャパン事業全体への理解があること
・次期監督候補は「工藤公康」さんが有力?

次期大会はアメリカ、メキシコ、カナダでの開催が決定しています。日本からは大谷選手が早くも次の大会参加への意気込みを見せていることから、次の大会でも熱い試合がまた見られるのではないでしょうか。

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